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山陰旅行3 出雲〜温泉津〜鳥取

 二日酔いでもなんとか6時起床。頭の重いまま出雲市駅へ。天気はなんと大雨、傘なく通り雨であることを祈りつつ汽車へ。が、日頃の行いのせいか雨は強まるばかり、影響で列車も道中止められたり、徐行したり。そんな車中でちょっと調べ物でも…うがー、携帯ホテルに忘れた!!でもま、幸運にも今日は出雲市方面に戻る行程なんで、帰りにホテルに寄ればいいかと楽観し、20分ほどの遅れで温泉津到着。雨も止み、温泉街まで徒歩。途中、銀を運び出していたという温泉津港を経由し、薬師湯へ。噂に違わぬいいお湯ですが、二日酔いの体には染みすぎて長湯はできず、休憩しているうちに外は再び大雨に。テラスでなんとか止んでくれー、と祈っていると駅発30分前に一瞬の止み間が。受付の人に「濡れが温泉なのか汗なのか雨なのか、分からなくなるよ」と言われつつ外へ飛び出す。帰りは山手側、温泉津トンネルを抜けて駅を目指すが、やはり途中で雨に降られ、今度は駅にいた関西オバチャン(どうして関西人はどこにいてもそのオーラ丸出しなのか…)から「にーちゃん、そのまま列車乗ると冷房で冷えるでー、きーつけー」と声が掛かる。確かに。公衆電話でホテルに電話したが、20円では用件伝えただけであっという間に切れてしまう。もう10円玉はないので、まぁ分かってくれたであろう、と再度電話はせず(えっ、昨日の10円ですか?あれはほぼ島根県立美術館の受付で使ってしまって…)。
 2分遅れで出雲市行き到着。こりゃダイヤの乱れも少ないか、と思ったら、結局後発や反対側の特急などに引きずられ、25分遅れで出雲市到着。単線は、一度乱れるとダイヤの乱れは戻るどころかどんどん拡大してしまうようだ、天気はなんとか雨はあがったけど。
 意図せず出雲市で途中下車することになったので、携帯を受け取った後、昼ご飯は出雲蕎麦にする。お店を調べるのも面倒で、有名らしい「そばの加儀」で割子そばをいただく。「わりご」なんですかね、「わりこ」って注文したらわりごですね、と言われてしまう。その前に「いらっしゃいました」とも言われ、これって東北じゃなかったけか、とほんとくだらぬことを思い出し…
 あとは米子乗り換えで鳥取まで一気に移動。やはりダイヤは回復せず、夕方になっても15分遅れで鳥取到着。いつものごとくホテルでぐだ、っとし、ファイターズの情けない試合を再び見る羽目に。こんな調子じゃ仮に優勝してもCSは絶対負けるって。
 夜は、鳥取といえば駅前温泉でしょ、ってことで日乃丸温泉で入浴。駅前でこの泉質とは。循環や塩素らしいのですが、あまりそれを感じさせないぐらいで。
 風呂の後は、なんだか無性に米が食べたくなるが、どうやら吉野家やすき家は山陰には基本ない感じだったんで、コンビニ弁当で済ます。ごちそうさま、やっぱ日本人だね自分も。

G.C.W. Eメール URL 2007年08月30日(木)20:34

お疲れ様です.山陰を普通列車で移動するのは大変でしたでしょうm(_)m 通常ダイヤで「10分停車」は普通ですし.20年前には豊岡−米子を5時間かけて走る列車(これがDL+客車という)なんてのもあったし,米子−岡山をつなぐ昼間の普通電車もあったのですが,今や長距離の普通列車は影も形も無い有様で.米子−岡山は夕方(ほとんど夜)に1本あるようですが,そんなもの使い物になるかい.

「割子そば」,地元の人は「わりごそば」なんですよね.「尼子」も「あまご」(これは大河ドラマのおかげで少しは通じるようになったかも)ですし.
わたしは17日に出雲大社まで出かけましたが,目指していた蕎麦屋が臨時休業で,がっかりして帰ってきました.商売っ気がないんだから(^^;).せっかく7段割子を食べる予定だったのに.

何はともあれ,山陰をご堪能いただけたら,何よりでございます.

あきひろ 2007年08月30日(木)21:07

>夜は、鳥取といえば駅前温泉でしょ、

エライ通好みなw。

tohru 2007年08月31日(金)16:20

>G.C.W.さま
 コメントありがとうございます。山陰本線、楽しかったですよ。所々の高速改良化&つぎはぎの電化はいかにも山陰線といった感じで。
 しかし、1箇所遅れるとその周辺の思い掛けないすれ違い・追い越し待ちはもちろんのこと、「まつかぜ」「やくも」「はくと」と特急が遅延をどんどん遠くに伝播させていく様は単線ならではですね。
 普通・快速のワンマン運転化(とはいえ、ほとんど車掌が乗務していたのですが)と一列車の運行距離短縮は時代の流れ、しょうがないですね。本数が少ないために、乗り継ぎはダイヤ上はもちろん、遅延発生時にも車掌が検札しながら一人ずつ行き先を聞いて配慮してくれるぐらいでしたので、JR西にしちゃサービスいいなと思いましたよ。