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山陰旅行2 姫路〜出雲

 旅行2日目。姫路駅で朝食、駅そば。ん?なんでそば麺が黄色?なにやら掲示してある新聞記事写しによると有名な「姫路のそば」というらしい。ふむ、こりゃ和風だしラーメンですな。だしはうまいが、麺は…まぁ、土地のものを食べたと言うことで。
 姫路7:33発・新見行普通に乗る…はずが、行先表示はすべて岡山行きになっている。乗り換えあり?と思いつつとりあえず乗車。途中、岡山県に入ってから車内案内が新見行きと言い出す。まぁ、姫路で新見行だと姫新線と勘違いするかもしれないが、それにしたってさ…せめて岡山方面新見行とかさ。とりあえず無事終点まで。
 新見では米子行に乗り換え。この先の本数が少なく、十分座れたものの結構な人数の同志が。しかし、115系2両編成ってのはすんごい改造、前面真っ平です。
 それにしても、伯備線は川沿いに右へ左へとぐねぐねしてる。25年前に電化されたばかりの振り子特急「やくも」に乗って大酔いした苦い思い出が蘇った。伯備線は普通に限る?でも、単線故に待ち合わせが長くて長くて…なんやかやで定刻通り米子へ。どうでもいいけど、山陰のJRの扉は夏場でもボタン押しで客が手動開閉なんすね。あと、山陰の車内は中高生も大人もそうだけど、混んでも荷物を膝や網棚に乗せないとか、通路に詰めないとか、譲り合って座らないとか、そういう事がすんなりできない人が多い印象。人がたくさんいることに不慣れなだけなんだろうけど、そんなんじゃ都会でどやされますよ。
 米子では特に何をするでなく(米子駅の飲み物自販機で釣銭10円玉35枚攻撃は受けたが…)、次の列車で松江まで。駅から線路沿いに宍道湖方面へ歩きまして、島根県立美術館に。竹久夢二と常設展をぶらぶら。解説の川合玉堂の出生地の地名違い(漢字及び現在の市町村名)があって、ついつい要らぬ指摘を監視にしてしまう。本当は夕景を見たかったが、夏場でそこまで待てず、宍道湖うさぎの2匹目(触ると幸運、とは書いてあったけど、今度はしじみの貝殻供えると、なんですかいな?)を軽く触れ、ミュージアムショップを覗いて駅まで戻る。ショップでは「島根応援Tシャツ」(ここ参照)を見つけて思わず買いそうになるが、島根県人ではないからなぁと思い直してスルー(いちおう島根県境近くの山口県人の孫ではあるのだがな)。広島東洋カープの隠し球Tシャツといい、最近西のほうで食指が動きかかるいいTシャツがよく見つかるわい。
 あとは宿泊地、出雲市まで移動。なんとなく食欲もなく、近くの温泉「らんぷの湯」へ。駅前を掘った割には泉質は鉄・油臭がしてかなり上質、循環も気にならない感じ。ただ、狭い割には隣の人気ホテルから客誘導してるんで、平日でも混み気味、すでに隣で増設工事していたけど、大きくなると湯の使い方が心配ではある。
 あとはホテルでぐだーっと。またネットで野球観戦してしまう。武田勝、めった打ちでなんともふがいなく終わる。野球も終わり、街へ…どうも駅前も暗いので、明るい方へと歩いていけば、外国系女性の呼び込みがひつこい。どこへ行ってもこういう類の店だけはね。あんまりうるさくて、その近くにあるらしいバーを探すこともできず、結局アーケード街の別の店に飛び込み。バーテン君は島根大医学部の学生さん、地域医療やら大学教員やらのくだらな話につきあってもらう。それにしても、大学(たぶん慶応)で情報工学専攻してたけど、卒業と同時に浪人→医学部合格という彼の話、色々と羨ましいやら自分が情けないやら。結局深夜まで長居して大酔い。なんとかホテルまで歩いて帰ったが、明日は使い物にならない予感のまま就寝する。