tohru’s diary

平々凡々だらだら日記

生協の白石さん 2005年10月25日(火)

   ○「生協の白石さん」が話題に…

 白石さんとは東京農工大生協の職員さんなのですが、生協の「一言カード」での軽妙な回答が人気となり、この度そのQ&Aなどが書籍化、大学からも表彰されたということです。
 大学生協のHP上でも一言カードのやり取りを見ることができます(ただし誤字や誤変換が目立ちますけど…)。一部だけ取り上げる報道では分かりませんでしたが、業務改善のための意見聴取の場であることをわきまえ、あえて面白可笑しいことを意図している訳ではないことが理解できます。ドライになりがちな学生とのコミュニケーションを上手にされておられるということなのでしょう。大学には学生に好かれる名物先生が幾人かはいるものですが、生協職員という完全なる裏方さん(しかも大学職員ですらない)に人気がでるという現象は考えもしなかった。
 この手の本としては、5年前に「なんとかしてよ店長さん!」というものが既出なのですが、これは大型店舗の店長が自らの責任で回答したもの。今回のは一担当の回答であることに注目です。何より、回答を一任(放任?)してきた白石さんの上司を褒めたいと思います。相手が一般客ではないとはいえ、目先しか見えない余り、こういう状態を認められない上司の方が多いのでは。共通しているのは、どちらも文章を通じて回答者の顔が見えているということ(白石さんの「本当の」顔はマル秘なのですが)。売り手の人となりが透けて見えてくると、客側も無茶な要求をしにくくなるものですけど、そんな簡単な人間の心理に気付ける上司ってどれぐらいの確率で存在するのかねぇ…(図書館時代へのあてつけさ!)

 関係ないですが、大学生協職員に大学間での人事異動があるなんて、初めて知ったぞ。




↑日記才人についてはこちらで…
 


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