個別表示

山陰旅行4 鳥取〜岐阜

 6時起床。昨日は飲酒していないので目覚めはさわやか。ただ、足首がそろそろ悲鳴をあげだした。駅周辺を歩いているだけだというのに、何という体たらくか。以前なら1日20km以上歩いても何ともなかったのに。
 朝食に駅そばでもと思ったが開いておらず。6時57分発で岩美駅まで。目的地は岩井温泉なのだが、時間になってもバスが来ない。結局15分ほど遅延して出発。温泉まではものの7分なのだが、バスをほぼ1時間待つことになった。
 到着後はゆかむりの湯へ。リニューアルされて館内もきれー、温泉は無色透明無味無臭とガイドには書いてあったが、実際に口に含むとわずかに塩分が。でも入浴してみれば分かる効能、と言いましょうか、じわじわと染み込んでくる感じ。何と言っても1300年の歴史、なお毎分450L超えの湧出量と掛け流しは十分感じられる温泉でした。ただ、だーれも「湯かむり」はしてませんでしたが…
 温泉を出た後は散策もそこそこにバス停へ。数分遅れでバスは到着し、あっという間に岩美駅へ。改札を見るとやはり山陰線では雨の影響で遅れ発生、ただ残念ながら予定1本前の列車にはぎりぎり間に合わなかった模様。ぼけー、っと1時間以上駅のホームで待ちぼうけ。
鳥取地方は雨は小降りだったが、秋雨前線の影響で特に島根の方は昨日からひどい天気のようだ。
 意外と列車は定刻に発車、浜坂乗り換えだがこの先の列車は1両編成。着席はできたのだが、何だか車内の雰囲気がどことなくおかしい。理由が分からぬまま15分経過、すると…数人の男がカメラ片手に運転席横に押し掛ける、押し掛ける。あっ!余部鉄橋!!だから車内の鉄分が異常に高かったのか。餘部駅の喧噪は『月館の殺人』のオープニングを思い起こさせるものがある。もちろん鉄橋自体は車内から見えず、高さだけを実感して通過するが、最近の鉄は裾野が広がりすぎてマナーが更に悪くなったような気がする。
 城崎温泉乗り換えで福知山まで。ここでも113系2両編成で全面真っ平。いやしかし、この辺でもダイヤが数分乱れているなぁ。この先、園部、京都、米原乗り換えで岐阜まで順調に帰って、旅行おしまいです。