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市町村史のHP掲載

 読売新聞(秋田) 「市町村史電子化の波!?」(2006.7.27)

 読売の記事URLは一日で変わるのでリンクしにくいなぁ…(要約すると秋田市史をCD-ROM収録、五城目町は財政難で町史の製本断念、HP公開というニュース)

 うちでも個人から県史の購入要望が未だにある一方、寄贈されても要らない人(機関もか?)は早々に古書店に売っ払っていて、古書目録に結構な高値で出ている状況。
 そーいえば、新しい県史が発行された時は図書館にいたのですが、市町村立に配布した直後、某町立から何故か県図(発行元は今の職場であり図書館ではない)に「収蔵場所ないのに、こんな分厚い本を何巻も送ってもらっても困るわ!」という苦情の電話を偶然受けてしまい、延々15分も向こうの司書からの愚痴を聞かされたな。県史にそのような苦情を申し立てるなんて公共図書館としてどうよ、とその時も思ったけど、電話口の向こうは強気で名を通している某女史だったので、気の弱い私は思わず相づちのみ。情けなや…

 閑話休題、図書館や公文書館に身を置いてきたからかもしれないけど、市町村史や県史のニーズは結構高いと感じるので、HP公開は良きことと思ってしまいますがどうでしょう。どうせ製本するのなら、著作権なんかは公開前提で掲載許可貰って、印刷業者に「Illustrator使って原稿作ってるでしょ、だったらついでにPDFでも納品してちょうだい」と言うだけだから、特段のコスト増はないと思うんだけど。問題はニーズのある人たちのコンピュータスキルだろうけどね、年寄り多いから…図書館では印刷物用意しなきゃならないだろうね。
 ま、それでも価値ありだと思います。