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やっぱり性善説では無理じゃ…

 読売新聞「金沢市立図書館被害1000〜2000万 職員ため息「モラルに頼るしかない」」(2006.6.29)

 1億の見積が妥当なのか、疑義もありますが、4館分なら多めに考えればそうかもしれんなぁ…
 何回も書いてますけど、ここまでの状態になっても、本当にモラルに訴えるだけでいいのでしょうかね。あんまりひどいと、そんないい加減な備品管理ならと財政当局から図書購入費減らされる口実になるかもしれんな、盗難防止装置は高額だから予算付かないままでね。そりゃ、盗まれた本を二重買いすることがばれた予算じゃ、切られる可能性は高いわな。
 例えば、盗難防止装置を購入で導入しようと1億の見積もって予算要求しても無理だろうけど、この新聞記事と、機器リース&5年計画ぐらいでタグ着けの見積を持ってすれば、1年あたりの支出は均等化されて認められるかもしれん。そういうしたたかさは図書館サイドに必要だろうけど、「純粋」な図書館人には無理だろうかなぁ…

あきひろ 2006年07月04日(火)22:18

「天下の書府」とまで謳われた金沢でもこのテイタラクですか。。。かつてそう謳われた矜持を持つ市民はいないんですかね。

tohru URL 2006年07月05日(水)15:49

まぁね、よほどの田舎でない限り、どうしようもないのは混ざるやね、仙台も金沢も都市だからさ。
特に最近は「みんなの図書館」ということで、知的インテリの場であった図書館の裾野が大きく広がっているので、入館者にそういう輩が混ざりやすくなり、また置いてある本が盗みたい本=換金すると幾らになるかが分かりやすい、あるいはそーゆー輩が好む本、になってるということも理由だーね(別に業界への皮肉じゃないよ、一般論ということで。個人的にその善し悪しを判断した書き込みじゃないので、念のため)。

(私信)またまた中国行きでっか、ぼちぼちやってや。落ち着いたら麻雀よろしく。