No.191の記事

やっぱり性善説では無理じゃ…

 読売新聞「金沢市立図書館被害1000〜2000万 職員ため息「モラルに頼るしかない」」(2006.6.29)

 1億の見積が妥当なのか、疑義もありますが、4館分なら多めに考えればそうかもしれんなぁ…
 何回も書いてますけど、ここまでの状態になっても、本当にモラルに訴えるだけでいいのでしょうかね。あんまりひどいと、そんないい加減な備品管理ならと財政当局から図書購入費減らされる口実になるかもしれんな、盗難防止装置は高額だから予算付かないままでね。そりゃ、盗まれた本を二重買いすることがばれた予算じゃ、切られる可能性は高いわな。
 例えば、盗難防止装置を購入で導入しようと1億の見積もって予算要求しても無理だろうけど、この新聞記事と、機器リース&5年計画ぐらいでタグ着けの見積を持ってすれば、1年あたりの支出は均等化されて認められるかもしれん。そういうしたたかさは図書館サイドに必要だろうけど、「純粋」な図書館人には無理だろうかなぁ…