仕事

二次被害

 これだけ人並み以上の仕事をしていても、どうにも、所属の人事からは「終わった人」扱いのままであることが、今日分かりました。昨年までと違い、怒りとか悲しみとかいうものが湧いてこず、呆れ、それも望みみたいなものを微かに持ち合わせていた自分に対するもの、だけです。

 とりあえず、いきなり退職はしませんが(家族は勝手にそうすると思っていたらしいが)、とりあえず、長期的に、自分が何をしたいのかと、必要とされるところを探すことにします。現時点では何の見通しもないけど…

 前回、転職を止めた目標(以前の職場の改革)も、どうやら私の手から離れて、正式に一定の方向に動きだしたようなので、もうここに留まる理由は何一つなくなりましたよ。何かあれば、ここでご報告します。

思い込みの激しいインテリほど…

 …始末におけない、ということをすっかり忘れていた。

 先日、目処が立ったと言っていた仕事が、根本的にやり直しの憂き目に。まぁ、そのこと自体はいいんだけど…

 経済学と理工学では、分析のアプローチや手法が異なるのはしょうがないにしても、結果の解釈まで違うという話にはならないはずなのだが…

メールの常識ギャップ?ただのジェネレーションギャップかもしれないが…

 えー、直接の担当者ではないのですが、担当者が只今大忙しなので代理で処理したんですけど…

 火曜日の夜中に、隣県の某大学院生から所属に問い合わせメールが送られていた…らしい。らしい、というのは、翌水曜日に所属のメールを管理する担当者が出張で不在(そのフォローはその係内でしとけよ、と思うがよその係のことなので私は直接言わない)、で担当への転送は今日の木曜日の朝になってしまってたから。
 で、2通同じ内容のものが転送されてきていたので、なんじゃらほいと日時を確認すると、火曜の夜中と水曜日の夜、同じ文面で2回メールが来ていたらしい。

 やれやれ、昨日ほっぽらかしで処理していないのはこちらに非があるにしても、24時間も経たないうちに催促のように再送してくるのは、ちょっとなぁ、今回は違うが直接の担当が繁忙や出張で即日対応できない場合もあるんだから、と思いつつ、向かいの担当さんはこの時期超多忙なんで、代わりに私が処理することに。

 内容は、こちらのHPにデータが出ていないが、15年前のもんはあるか、というようなこと。残念ながら電子データは存在せず、冊子はこちらの県内の公共図書館にあるから直接出向くか、相互貸借で借りてちょうだい、が回答だったんだけど、その回答を導くために朝から早速ネット駆使していろんなとこで資料検索して、所蔵の有無と所蔵館を確定し、かつ禁貸でないところも確認し…の途中で電話がかかってきたんである、本人から。

 あーのーねー、最初のメールから1日半で返事がないからって督促電話してくるぐらい切羽詰まっているのならさ、メールじゃなくてとりあえず最初に電話しなさいよ、と。メールは便利なツールだけんどね、読む読まないも、対応時間も、相手にある程度委ねるツールなんですよ…って、自分が古くさいだけか?

 あとね、HPにない電子データをくれというのはともかくとしても、あとはただの所蔵確認なんだから、はっきり言ってしまえば大学図書館や近所の公共図書館で相談すれば、冊子についてはすぐ解決することで、困ったらまず図書館に相談ってのは、大学院生相手でも無理な要求なのかなぁ…って。

 しかし、この時期にマスターの2回生が何故ここまで急いでいるのか、というのが最大の謎だったりもする。

東京嫌い、再び

 1年ぶりでしょうか、東京出張に行っておりました。

 1年ぶりの秋葉原でものすごく迷子になり(だって脳内マップが全然役に立たないほど街が変わるのが早くて…)、歩き疲れて夕飯を外食する気にならず、「肉の万世」のカツサンドを買ってホテル部屋で食べるほど。
なんかもう、店に入って出ると東西南北がすぐ分からなくなって、来た道をそれと気付かず戻ったりすること、幾度か。年齢的なもので空間把握能力が落ちまくりなだけだろうか…

 あと、神保町でも迷いまくり。これも地下鉄の駅を出たところで方向感覚が狂ってしまった。だめだ、こりゃ…

 あと、初めて700系の新幹線に乗った。300系より大変乗り心地がよろし。N700系に乗るのはいつになることかのう…

後輩の単純ミスはどー対処すべきか

 仕事で半年の総決算みたいな感じで、後輩との分担作業で作成してきたExcelファイル500個を、一気にリンク更新かけたところなのですが……入力ミスなどが出るわ、出るわ、後輩の作業分なんですが。
 まぁね、単純ミスが少々出てくるのは分量的にしょうがないと思うのですが、それにしてもちょっと、という感じで、せっせと結果表を検算しながら、ここ、あそこ、と私が具体的に指摘して直させているいる段階どす。
 まぁ、立場上、がつんと怒ることもできんではないのですが、すでにこれまでに色々と慎重にするべき部分で慎重でないことがあって、その度に諭してきたつもりで、でも一年経ってもこれなんで、怒る気力というかタイミングというかがね…。
 やってることが専門的過ぎて(しかも私の専門とも違うが我慢してやってる)、内部では誰も評価してくれんという中で、今年はこれとこれを発展させて、これとこれを新たに完成させるぜ、とかやってる自分に巻き込んだのも少し悪い気がするし。管理職手当もらえるとかなら成長を積極的に促しますが、残念ながら私は人の上に立つどころか、不当に昇進を遅らせられているので(昔のパワハラによる報復人事評定と、公文書館時代に成果を出しても何も評価されず遊んで暮らしてたとしか思われていないようなので)、そんな組織の中でそこまでやるのは、自己能力の不当搾取だと思わざるを得ないので、常識的範囲での人材育成にとどめているのが現状。実際、そこまで損得考えてはいないけど。

 やっぱり、あの時、T県の司書に転職しておきゃよかったのかなぁ…

パンクと選挙騒動

 一昨日、仕事帰りに車を走らせてると、妙な音と振動がしだして、慌てて停車。
 降りてみると、案の定タイヤがパンクしとる。スペアタイヤに履き替えたが、タイヤの側面が裂けてる。こりゃ補修不可だなとあきらめて、本日4本交換。約4万円なり。痛いわぁ…
 仕事柄、駐車場でいたずらされたのかもと思ったが、周辺の車は異変無しなので、単なる劣化…ん?個人的怨恨?いや、私がパンクさせたいほど恨む人は幾人かおりますが、恨まれる覚えはないので。

 この週末は選挙速報事務に駆り出されることに。市町村の人に比べれば楽なもんですが、夜中まで仕事というのも久しぶり。誰よりも早くあの人やあの人が落選するとこが分かるのかしら?

特に新聞記者は出典に当たらなあかん職業だと思うのだが…

 某地方紙の経済部記者から電話。1人当たり県民所得の額を教えろという。

 うーん、あまり手を離せない状況で、経済部の記者が普通にHPに掲載してることを聞いてくるなよ…とは思ったが、HPにあることを分かってもらうためにも、HPを一緒に見つつ案内するかと、ぐっとこらえて応対する。

 が、さほど階層が深い訳でもないページを案内途中に、記者の方が「額を知りたいだけだからHPなんか教えてもらわなくて結構」などと抜かしやがるのですよ。ああ?県民所得が経済計算で推計されてることも知らない経済部の記者が何やと?と毒づきそうなのをなんとかこらえ、数字だけ教えて電話を叩き切った。

 あぁ、いかんいかん、大人げない、とは後で思った。が、何に使うかは知らないが、こんな記者では1人当たり県民所得が個人の平均所得だという、よくマスコミがやらかす勘違いで、頓珍漢な記事を書くんだろうなと、明日から紙面を楽しみに探すことができそうだ。まぁこの勘違いは他の地方紙だけでなく、全国紙でもよくやらかすので(ついこの間も読売新聞が、出産費用が低額な県の理由で1人当たり県民所得が低いと書いていた)、私はHPや冊子、統計表などにひつこいほど注釈を入れている。(勝手な想像で話を進めて申し訳ないが)少しでも出典に当たれば、少なくともこのミスは防げたのにね。

 ちなみに、今年2月に内閣府が都道府県一覧を公表した際にも、個人所得ではないと注釈を入れてマスコミに情報提供し、各紙その通りの文面を記事の最後に載せているので、よもや経済部の記者が今頃そんな勘違いをしている訳がないか。杞憂ですよね、杞憂…

ゼネラリストとしての凡庸と限界

 どうやら、自分にはゼネラリストとしての資質が決定的に足りないのではないかと思い始めている。

 元々、広く浅くという知識の収集癖がないではないが、これは多分に昔の趣味的要素(クイズとかなんとか…)の名残であって、実際には好き嫌いが激しい性分なので(人間に対してもそうだが)、好きでもないものに凝るという気質が足りない。
 加えて、あまり認めたくはないが、年齢と共にその傾向が顕著になってきて、仕事においても必要以上の知識への執着が薄らいできている。

 何をやらせても如才ないと評されていたのも今は昔、5年前のパワハラによる病発症からこちら、自分では何も変わっていないと思っていても、未だに病後として取り扱われている様子。

 スペシャリストに転職するのは2年前に試みながら、最終的には自ら放棄した。さりとて、ゼネラリストからゼネラリストとして評される自分というものに、更に嫌気がさしてきた今日このごろ。「誰」を向いて仕事をするか、それを間違えているからだと言われればそれまでだが、中途半端に年を取ったおかげで、得にならない者を向く姿勢になってしまった自分は間違ってはいないと思っているのだから、始末におけない。

 仕事が全てではないが、さりとて自己をそこまで卑下するほど役立たずになったとも思わず。一体、何をしたいのか、今はよく分からない。

憂鬱の東京1週間

 明日から金曜日まで、研修参加のため東京滞在です。
 …とかいうと、周りから非常に羨ましがられるのですが、本人だけがどうにも乗り気になれません。
 研修がきついということではなく、東京に1週間もいなければならないことが苦痛なのです。そう、単なる東京嫌い。
 確かに人混み苦手だけど、同じ都会でも大阪ならこんな気分じゃないんだよね。やっぱ、東京にろくな思い出ないからかなぁ…過去の仕事で、霞ヶ関で官僚に下僕扱いされたこととか(目の前で名刺破られたこともあるんですぜ、相手方のミスを冷静に指摘しただけだったのに)、東海豪雨で東京からの帰りに新幹線に一晩中閉じこめられたこととか。まぁ、色々あったけど、おかげで新幹線車内の「東京、東京です」のアナウンスを聞くと反射的に落ち込むのは、10年経っても治らない。
 まぁいいや、そんな訳です。

任期満了

 本日、3月末での職場異動内示。今の職場は3年目ですので、うちの異動ルールでは任期満了です。

 次は本庁某課(まだ何をやらされるかは知らされていないが)。数字を扱う部署ですが、以前のように2進法ではなく、10進法だと思うので少々安心です(何が?)。それにしても、そっち方面は一度として希望したことはないのだが…単に「パ」とか「コ」のつく道具の扱い手としか見られていないのかもしれん、人事から。ん、てことはやっぱり相手は2進法なのか?

 とりあえず、これでカレンダーどおり休める公務員らしい生活に戻れる。平日休みがなくなるのは少しもったいない気もするが、休学していたネット大学にも復学できるし、悪いことばかりでもないか。あとは、どこまで身を削らされるかだが…何とかなるだろう。

 さて、早々に引継書を完成させねば…