No.17の記事

生き物と暮らすということ



 初っぱなから画像付きです。今回は絵日記ではないですが、須藤真澄さんの『ゆずてん』開催を知ったので、今さらながらぺたんと貼ってみました…行きたいなあ…。

 須藤真澄さんの愛猫ゆずシリーズは有名ですが、今回の「長い長いさんぽ(エンターブレイン)」は、購入を迷った本です。何が描かれているかを知っていたので、読むと確実に辛いだろうなと…。
 ペットを飼っている人に、必ず訪れる別れの日。「やっちまった」と作者が感じた気持ちは、私にも覚えのある感情で、リアルだけれど、どこか絵本のようで、そして、マンガとしてきっちり面白い作品です。

 今回は、ちょいとシリアスになりましたが、須藤真澄さんの「おさんぽ大王」シリーズや「てぬのほそみち」等、エッセイ風味のものは密度が濃くて、作者の一本筋の通ったますび節が、私のお気に入りなのです。