No.399の記事

山陰旅行3 出雲〜温泉津〜鳥取

 二日酔いでもなんとか6時起床。頭の重いまま出雲市駅へ。天気はなんと大雨、傘なく通り雨であることを祈りつつ汽車へ。が、日頃の行いのせいか雨は強まるばかり、影響で列車も道中止められたり、徐行したり。そんな車中でちょっと調べ物でも…うがー、携帯ホテルに忘れた!!でもま、幸運にも今日は出雲市方面に戻る行程なんで、帰りにホテルに寄ればいいかと楽観し、20分ほどの遅れで温泉津到着。雨も止み、温泉街まで徒歩。途中、銀を運び出していたという温泉津港を経由し、薬師湯へ。噂に違わぬいいお湯ですが、二日酔いの体には染みすぎて長湯はできず、休憩しているうちに外は再び大雨に。テラスでなんとか止んでくれー、と祈っていると駅発30分前に一瞬の止み間が。受付の人に「濡れが温泉なのか汗なのか雨なのか、分からなくなるよ」と言われつつ外へ飛び出す。帰りは山手側、温泉津トンネルを抜けて駅を目指すが、やはり途中で雨に降られ、今度は駅にいた関西オバチャン(どうして関西人はどこにいてもそのオーラ丸出しなのか…)から「にーちゃん、そのまま列車乗ると冷房で冷えるでー、きーつけー」と声が掛かる。確かに。公衆電話でホテルに電話したが、20円では用件伝えただけであっという間に切れてしまう。もう10円玉はないので、まぁ分かってくれたであろう、と再度電話はせず(えっ、昨日の10円ですか?あれはほぼ島根県立美術館の受付で使ってしまって…)。
 2分遅れで出雲市行き到着。こりゃダイヤの乱れも少ないか、と思ったら、結局後発や反対側の特急などに引きずられ、25分遅れで出雲市到着。単線は、一度乱れるとダイヤの乱れは戻るどころかどんどん拡大してしまうようだ、天気はなんとか雨はあがったけど。
 意図せず出雲市で途中下車することになったので、携帯を受け取った後、昼ご飯は出雲蕎麦にする。お店を調べるのも面倒で、有名らしい「そばの加儀」で割子そばをいただく。「わりご」なんですかね、「わりこ」って注文したらわりごですね、と言われてしまう。その前に「いらっしゃいました」とも言われ、これって東北じゃなかったけか、とほんとくだらぬことを思い出し…
 あとは米子乗り換えで鳥取まで一気に移動。やはりダイヤは回復せず、夕方になっても15分遅れで鳥取到着。いつものごとくホテルでぐだ、っとし、ファイターズの情けない試合を再び見る羽目に。こんな調子じゃ仮に優勝してもCSは絶対負けるって。
 夜は、鳥取といえば駅前温泉でしょ、ってことで日乃丸温泉で入浴。駅前でこの泉質とは。循環や塩素らしいのですが、あまりそれを感じさせないぐらいで。
 風呂の後は、なんだか無性に米が食べたくなるが、どうやら吉野家やすき家は山陰には基本ない感じだったんで、コンビニ弁当で済ます。ごちそうさま、やっぱ日本人だね自分も。