No.588の記事

とある市立図書館でただの馬鹿だと思われたような出来事

 この前の『出版ニュース』の件で、先日、我が故郷の市立図書館へ行ってきたのですが、閉架から出して貰って中身を確かめ、さてコピーをとろうと思って、カウンターの職員に声をかけたのです。

 (ジェスチャーで書く真似をしながら)
 「あのー、コピーしたいんですけど…」

 「…はっ?」

 (あぁ、よく分からぬボディランゲッジで言葉を省略してはいけないか…)
 「複写をしたいのですが、申請書いただけますか?」

 「…シンセイショ?」

 (…あれ、まだ意味不?)
 「えっと、コピー機を使いたいのですが、セルフ式なので複写の申請書か申込書かをですね…」

 「あぁ、どうぞ使ってください」

 (ほへっ??)
 「何も書かなくていいんですか?」

 (何なんだ、このおっさん?て顔で)
 「どうぞ、そのままお金入れて使ってください…」

 ってなやりとりがあった訳ですよ。いや、この際、職員の態度は無礼とか失礼とかという話じゃないんですよ。私が何を意図して話しているのか、皆目見当もつかないというような態度を問題視してるんです。閉架書庫から簡単に本を見つけてくれたので、たぶんあの人は司書だと思うんですよ。カウンターの司書が、セルフ式コピー機で利用者が複写する時は、申請とコピー後のチェックをせなあかんという建前を知らない、というのがやばいんちゃうか、という意味で。まぁ、実際の運用がどうだかというのは、この際いいんですけど…。

 コピー機のすぐ前には、例のJLAの「資料には著作権があります」ポスターが思いっきり貼ってございました。ふーむ…