No.67の記事

求む司書、ただしバーテン経験者

 ・中日新聞 「県立大生がユニークまちづくり提案 彦根で企画紹介」(2006.2.22)
 ・滋賀県立大学HP「滋賀県立大学生による彦根城築城400年祭企画提案事例作品展の開催について」

 「図書館バー」。興味を示す人は多かれど実際には…と思うかもしれないけど、実は現実性が無くはないかも。
 図書館のヘビーユーザーや職員のように実態を知るものからすると意外かもしれないが、「図書館」という場に対する一般的な認識はかなりのプラスイメージ(世間は図書館を利用しない人の方が多いのだ)。静か、知的、クリーン…ってなところでしょうか。この図らずも浸透したイメージは図書館にとっては相当のアドバンテージであって、これを商売に利用すれば結構いけるかも、と。
 かつての勤務先では、図書館内のレストランが結婚式や二次会会場として利用されておりましたが(本業では儲からないのでという事情あり)、場所が分かりやすく話題性あり、という点で立地条件が利益に貢献しているのでしょう。
 図書館カウンターでショットをあおる、は無理としても、館内施設としてなら強ち不可ではないかなぁ。金曜日を12時までの深夜開館日として、借りた本を館内のバーの薄明かりの下で、ぐらいなら。自由度のある指定管理者であれば、これぐらいの商売気が出るかもしれない。昼は図書館カウンター勤務、夜はバーカウンター勤務で客相手にマニアックな本談義、なんていう司書が出現したらさぞ面白かろう。求人があったら応募してしまうかもしれんが、本好きではないのがネックだな。マンガなら多少お相手ができるが…
 でもそれは違う店だな、お帰りなさいませ系の…おおっ、「メイド図書館」!これは商売になるかもしれん。飲食じゃなくても儲かる気がする。図書館員にはレイヤーもいるだろうから、趣味と実益を兼ねさせて「図書館司書のメイドコス」。どうだ、萌え要素が2つもあるぞ。もちろんカウンターでの挨拶は「いらっ………元同僚の司書達から抹殺されそうなのでこの辺で止めときます。