図書館

それでも職員録を公開すべきと言える?

 某団体のPDFファイルは、文字のみのたった1枚分で10MBもあってあきれてしまったので、リンクはしませんが、図書館業界団体が、職員録の閲覧制限はするべきでないという声明を相次いで出したようですが。

 出版物なのだから無条件で公表するべき、という主張は疑問です。その理由は前回のエントリのとおり、「個人情報や非公開情報の内容や範囲も、時代と共に変化することを、ライブラリアンは自覚するべき」なのに、その点何も考えていないから。

 昔は、公務員の住所や電話番号なんて、本人の承諾なく人事課が出版社に渡し、勝手に名簿が出版されてたものです。それも、そんなに昔の話ではなく、それほど年寄りではない私も、勝手に住所を売り物にされた経験があるほどです。
 当然、今はそのようなことはないのですが、10年そこそこ前から引越していない公務員なんて山のようにいます。それでも、公共図書館は、10年前に本人の承諾なしに公表された個人の住所を無条件に公開しなければならないのでしょうか。そこに躊躇を覚え、どのように取り扱うかを図書館が検討する余地は十分にある性質の情報ではないでしょうか。

 例えば自分の身になって考えた場合でも、同じ事が言えるのでしょうか。図書館職員がカウンターで利用者とトラブルを生じて恫喝された後、その人が自分の住所が掲載された過去の職員録を閲覧したいと言ったら、素直に資料を差し出せますか?そこまで直接的でなくても、自分の住所を晒されることに抵抗は全くないと言えますか?

 公表するもしないも、どちらも判断としてはあり得る話で、情報の性質と時間的経過、また地域性を考えると、一律にどちらとは統一できる類の話ではないように思いますが、いかがでしょうか。

職員録の閲覧を制限し、知る権利を保障する方法

 ・北國新聞 「「閲覧制限」に温度差 県内図書館、職員録など 元次官宅襲撃で」 (2008.12.7)

 まぁ、どの記事でもよいのですが…

 これを機に職員録を廃棄する図書館が出てくるのでは、という低次元な懸念もあるのですが、その職員録を「今すぐ」閲覧できないことが、知る権利の侵害になるのかどうかは、よく考えた方がいいのではないでしょうか。

 つまり、公務員の所属、役職、氏名、職場の電話番号等は時代に関係なく非公開とすべき情報でも、個人情報でもない(警察など一部は除かれるが。あとメールアドレスは微妙。)。しかし、自宅の住所、電話番号等は公務員と言えども個人情報。
 以上が、現在の一般的な、公務員の個人情報に対する認識だろう。

 しかし、これを整理することなく、幹部職員の氏名をHPから削除する省庁あり、職員録を見せる見せないで揉める図書館あり。

 何年前の職員録なら無条件に利用可能とするかは非常に難しい判断が必要だが(100年前の職員録をどうするのか、50年なら、25年なら…と考え出すと一律に線を引くのは難しいのだ)、ともかく図書館は職員の住所・電話番号を隠して提供すれば問題はないのである。

 ということで、そのまま閲覧に供するのは不可だが、その部分を隠してコピーすることは可能だろう。
 つまり、利用者の求めに応じ、住所、氏名、利用目的、コピーが必要な部分(いつの時代のどの部署の部分か)を記した複写申請書を提出してもらい、住所等を隠して該当部分を図書館側がコピーして(本来、図書館コピーは著作権法上、コピー主体は図書館なのだから問題ないよね)申請者に渡す、ならどの方面からも問題ないし、(NDLは件数過多になるかもしれないが)公共図書館なら対応可能だろう。忙しくて無理というのなら、後日コピーを渡せばいいだろうし。

 何故、こういう対応をするという話が聞こえないのだろう。一度、鍵掛けて閉じこめてしまうと、いつまでもそこから資料は出てこない事になるだろうになぁ…

 資料価値もそうですが、個人情報や非公開情報の内容や範囲も、時代と共に変化することを、ライブラリアンは自覚するべきです。

 

「指定管理者制度と公共図書館への導入について」レジュメについて

 以前のエントリで公開しました、「指定管理者制度と公共図書館への導入について」のレジュメですが、そろそろ反応も落ち着いてきましたので、PDFファイルのセキュリティを外し印刷・コピー可としました。

 レジュメ「指定管理者制度と公共図書館への導入について」
 (PDFファイル)

 また、勉強会等での配布も自由としましたので、どうぞご活用下さい。

 ただし、出典を明記しない無断盗用は、さすがにお断りします。

「指定管理者制度と公共図書館への導入について」レジュメ公開

前エントリから続き)

 現在、公共図書館(特に指定管理者制度未導入館)は、指定管理者制度に対し何らかの結論を出さなければならない状況に置かれているはずです。しかし、図書館職員、行政職員、利用者、議員、市民がそれを検討するに、全国的に共通な作業であるにもかかわらず、どういう視点が必要なのかを図書館に特化してまとめた資料はあまりないように思われます。そこで、前エントリに加えて、僭越ながら、先般「指定管理者制度と公共図書館への導入について」と題して図書館職員等に話をさせていただいた際のレジュメをここで公開します。これを機に図書館を変えたいという人の一助になれば…

 レジュメ「指定管理者制度と公共図書館への導入について」
 (PDFファイル)

 特に内容で強調したい点
・「利用者、住民、議会が導入を検討する材料として、自治体主導の情報だけでは情報が不足している可能性が高い。司書は足りない判断情報を社会に提供するために分析し、発信する必要がある。」
・「実は市民にとって不幸なのは、公共図書館に指定管理者制度が導入されること自体ではなく、どのような形態にしても、特に自治体側の公共図書館への認識が「無料貸本屋」のまま、図書館が運営され続けていくこと」

 レジュメを読んでいただくと分かると思いますが、私の基本的なスタンスは指定管理者制度の導入に賛成でも反対でもなく、それぞれの館、自治体の現状・実情、将来予測に基づいて検討し判断することだと考えています。また、私は現在公共図書館に勤める者でも、それを研究する学生でも、まして学者でもないので、図書館に関しては何も依るものがない立場です。それを理解していただいた上で、この資料や「指定管理者制度と公共図書館」に関しての意見・質問があれば、お気軽にここにコメントしていただくか、非公開を希望ならメール(資料にアドレス掲載しておきます)をいただきたいと思います。また、勉強会での資料配付はご自由にどうぞ。また、こういう話を直接聞きたい、こういう点について特に見解を聞きたい等という奇特な依頼があれば、可能な限り対応したいと考えていますのでこれもご連絡くださいと付け加えておきます。ただし、個人的立場での活動ですので、あまりに非建設的な議論、嫌がらせ的行為が続くようなら、このエントリごと削除するので、あしからず。

では自治体側の指定管理者制度導入メリットの説明に対しどう追及するべきか

 (前エントリから続き)

 とまぁ、久しぶりに真面目に書いてしまったが、じゃあどういう観点から反対すりゃいいんだよ、と言われそうなので、自治体側が図書館への導入を推進することを想定し、その説明に対しては「こうつっこめ」を考えてみます。反対運動をされてる市民、議員、職員はもちろん、賛成派でも中立派でもその検討には必要かつ現在不十分な観点だと思います。特に議員さん必見…?

(項目)

1 (施設管理、カウンター業務等、根幹的業務でない部分に指定管理業務にする場合)通常の業務委託が可能な範囲に、わざわざ指定管理者制度を導入しなければいけない理由を追及する。

2 導入メリットの「民間のノウハウ」(人件費削減を除く)とは具体的に何を想定しているのか追及する。

3 導入メリットの「経費削減」(人件費を含む)のうち、比較対象の現状の経費算定は適切か、特に非効率な現状の運営・人員配置改善を、指定管理者制度の導入メリットに含ませていないか追及する。

4 指定管理者の評価(指定管理者決定時及び指定管理期間中の)基準はどういう想定なのかを追及する。


(解説)

 1は全体にも言えることですが、前提として業務委託より指定管理者制度の方が、自治体側も受託者側も事務量、経費ともかさむということは踏まえておくべきです。指定管理にすると、事業計画書や報告書の作成・査定、指定管理者の決定及び監督管理(する・される)、制度導入効果の整理・PR、指定管理者の評価のための事務(選定・評価委員会の運営、開催、出席)etc..が新たに、又は更に多く発生します。通常の委託として、仕様書の内容さえ充足してくれれば構わない業務であれば、あえて指定管理者制度を導入するメリットはありません。これは導入検討の大前提なのに、そういうことを認識しているという話は聞いたことがありません。敢えて指定管理者制度を導入する理由を突っ込んでください。

 2は、効率的運営だの、専門業者による専門性だのとの説明に終始するでしょう。具体的に何を効率化するのか、どういう専門性を期待しているのか、を突っ込んでください。この際、すでに全国に実例は山とある訳ですから、事前にそういう事例について十分に情報収集しておく必要はありますが。非正規で職員の司書率を上昇させたところで、それほど公共図書館に関して高度な専門性を持つ職員集団になる訳ではない、司書資格なんて所詮その程度のものだということは、一部の館を除けば実例を見れば明らかだと思います。ただし、高度なサービスを切り捨て無料貸本屋として運営するなら、専門性なんて不要です。既存の利用者受けすることをするだけなら、民間のノウハウは非常に役に立ちます。

 3は、何百万円、何千万円のコスト削減になる、と具体的数字で説明するでしょう。指定管理料の積算が正しいのかも当然ですが、もっと気にしてほしいのは現状の経費についてです。削減効果を過大にしようと水増ししているならもっての他ですが、現状があまりに無駄だらけなのではないか、無駄を省いた直営での運営と比較したらどうなるのか、という点はよく精査しなければなりません。

 例えば、既に業務委託している事業であれば、その入札は十分競争性が働いた上での経費(落札価格)なのか、指名競争入札で漫然と少数の同じ業者で入札していないか、指定管理者を地元業者に限定しないのであれば、この入札も地元に限る必要性はないので、制限なしの一般競争入札にすることで同等の経費削減ができるのではないか、という視点。岡山県立が施設管理のみを指定管理業務にしたら1,000万円の経費削減が実現、ということらしいのだが、こういう事例は指定管理者制度の前に、従前の施設管理の入札がおかしかったのではないかと勘ぐるべきです。(ただ、岡山県立は指定管理者制度未導入の施設一覧から早く抜け出したいという思いで、無理矢理施設管理のみで導入したとかしないとかという話も聞いたので、そういう戦略ならこれもありかもしれないが。)

 また、正職員が正職員でなければできない業務にのみ配置されているのか、もしかしたらカウンターでのバーコード読みを主業務としている正職員がいないか等々よく現状の職員体制を吟味してみましょう。こういうことの是正は指定管理者制度だからという次元の問題ではないはずですが、よく(敢えて?)混同して制度導入の効果に含ませてあります。ここに最大の経費削減効果があることを忘れてはいけません。委託や非正規化できる範囲をよく整理し、適正な職員配置としたことを想定した上で効果算定の比較前経費を算定するべきです。
 あ、正職員の人件費を込みで計算しているという仮定で書いたけど、この場合制度導入でこの人たちの首が切れる訳ではないので、削減額に含んでいいのかどうかは微妙かも。やはり正職員の人件費は自治体全体で測るべきでしょうね。

 反対に、明らかに正職員や勤務経験が必要な業務にまで、指定管理者による非正規職員の配置を想定しているのなら、それは堂々と正面から反論するべきです。これは指定管理業務の範囲が適切か、ということでもあります。ただ、そういう高度な業務を現状できちんとこなしてなければ全くもって意味がないのですが…

 4は、要するにその図書館をどういう図書館にしたいのか、ということを自治体側に示させるということです。来館者や貸出の数だけで評価するのなら、上記のとおり館全体を指定管理者に運営してもらうのが一番適しています。つまり、そういう図書館を目指すのか、それとも安い経費で高度な図書館サービスを実現するという世迷い言を言っているのか、判断する材料として、評価基準を示せと要求するのです。制度導入は図書館の民営化ではありません、あくまで自治体の施設として自治体がそのグランドデザインを描かなくてはいけないし、その実現のために指定管理者の評価基準を定めなければいけない、そういう制度なのです。施設の方向性まで指定管理者が決めるものではありません。その能力が自治体にないのであれば、制度導入は失敗します。まぁそれは直営でも同じ事ですけど。

 その他検討するべき項目は多々あると思いますが、とにかく比較対象となる「今」が適正か、またその現状を是正するのは指定管理者制度でなければならないのか、そして自治体は図書館をどうしたいと考えているのか、という視点は欠かせません。

 結局、指定管理者制度の導入検討とは、現状の図書館の見直しなのです。それを感情的に賛成・反対しただけでは、何も変わりません…

(更に次エントリに続く)

公共図書館への指定管理者制度導入反対意見に見る危機感

 朝日新聞「図書館指定管理者 市川市議会委員会で否決」(2008.12.3)

 公共図書館への指定管理者制度導入阻止の成功例にせよ、失敗例や現在の反対運動にせよ、根本的に「民営化反対」の感情論が先行しているように見受けられる。もちろん今回の市川市も含め、成功例と失敗例の分岐点として、その図書館機能や運営内容が住民に評価されたか否かがあるのは事実だが、それでも文化施設に採算性は云々…という反対意見は必ずある。

 既に『公共図書館の論点整理』等でも指摘されているが、現在の公共図書館は職員の非正規化が自治体の他部署に比べても随分進んでいるのに加え、施設管理、資料装備、システム開発・運用、カウンター業務等々、多くの部分を外部委託している。想定する指定管理業務の範囲が如何かという所はあるが、今回の市川市のように、(恐らく)既にその大半を委託している業務を指定管理に移行することに対し、やれ民営化がどうと言ったところで、現状との比較という範囲では論点にはできないはずである(現状の外部委託もけしからんという論は可能だが、今更そこまで逆行する合理性はない)。また「図書館サービスを評価する声が続出」とあるが、どうもこの評価部分は今回想定していた指定管理業務の範囲外のサービスのようであり、図書館の実態や市側の案を精査しないまま、上記の感情論から反対意見が醸成されたのではないかと推察している。この論点の齟齬が、いま私がすごく違和感なり、危機感なりを抱いている部分である。特に、この方法での阻止成功例が重なってくると、現場までも感情論のみに流れる動きが更に加速し、ひいては旧態依然の公共図書館が抱える大きな問題は表出しないまま、結局何も解決されないという結果に陥るであろう。

次エントリに続く)

大学が公共図書館の指定管理者(候補)に

 ・関市議会HP 平成20年第4回定例会議案等質疑通告書 (PDF上のP4 参照)

 今朝の岐阜新聞に掲載されていたのだが、Webに記事がないので、市議会の通告書をリンクしておきますが…そうか、この間の私のレジュメが欲しいというのは、こういう事だったのか。

 つまり、関市立図書館の指定管理者として、中部学院大学を特定者指名するという前提で条例改正案が議会に提出されたということです…ね(特定者指名というのは新聞にはなかったが)。記事では日図協のコメントとして、大学を指定管理者にするのはおそらく初めてではないか、という記述もあり。指定管理業務の範囲が不明なのだが、全面的なのかなぁ…

 うーん…意図不明。中部学院大学は確かに司書課程あるけど、司書講習も含めていわゆる資格付与のみの体制なんだよね(教員体制参照)。専門課程ではないのに司書課程あるから専門性あり、で特定者指名っていいのかなぁ…

 特定者指名で予算案作成時期なので、すでに金額的にも市と大学は同意しているんだろうけど、どうしたって非正規雇用で経費削減するしかない以上は、大学は自分とこの学生や講習受講生を図書館に非正規として送り込むのだろう(実習と称して学生を労働力にすることもありか?)。で、関市立で働けますよと学生や受講生を募集するという循環か。図書館職員の雇用の実情を知らない人を騙すには、これ以上ない方法ですわな。しかし、これが正しいとしたら、大学として非正規前提で就職斡旋というのは、雇用問題に照らしても非常にまずいんじゃ…

 どうもこうも詳細が詰まらないと何とも言えないですが(あと図書館協議会をぶっちぎってまで議決できるかどうか…)、もし、万一、大学の意図が上記の通りであるならば、市は大学に利用されるだけに終わるでしょう。最初の組織体制次第ってのもあるけど、はっきりいって、図書館情報専攻でもない、司書資格持たせただけの他専攻の学生をいきなり公共図書館に放り出したって、企画運営ができる訳もないし、指定管理では人材も育たないとなれば、関市立が無料貸本屋状態に陥る危険性は極めて高いんじゃなかろうか。

 しかしこれ、将来は筑波や慶応が公共図書館の指定管理者になる日が来るかもしれないということなのだろうか。その場合、どういう運営になるのだろうか…研究のための実験場に化すのか?いやいや…

前回のフォロー

 Mセンセの名誉のために、前回のエントリに若干のフォローを。

 センセの「意外と何も考えてないんじゃないの?」の前段には、実際に該当館に行って見聞したスタッフのレベルや態勢、また某社幹部から聞いた、某社が自スタッフ(特に非正規)に必要だと考えているという研修レベル等々からのご発言であることは、付け加えておきます。

 更にセンセは、「あそこがやっていることは、今まで公共図書館が犯してきた過ちと同じ道を、今更辿っているようにしか見えない」というご意見もおっしゃってました。同感です。

M教授の講義&お食事会

 結局、正式行事ではなく勉強会ならというご意向があって、外部の私もM教授の講義に潜り込むことができました。

 他の人が、これからの図書館像と先進事例の紹介に耳を傾けている中、「日野市立の1階には広辞苑もない、電話で確かめました」話で一人吹き出しそうになったり、「何十年も前に貸出カウンターの横にレファレンスカウンターをと言ったら袋にされたけど、委託だ指定管理者だとなった今になって、当時の反対者が実践しだした」話は、センセの歴史は貸出至上主義との戦いの歴史なのね、と思ったりとか。関心所が普通ではない自分にちょっと自己嫌悪、でした。

 その後、この図書館や県の現状やらと、お渡しした改革案作りの経緯等々、二人でお話させていただく機会もあり、その後のお食事会にも参加させてもらいました。

 個人的には某指定管理者のビジネスモデルについて聞いてみたり。「指定管理料と体制を考えると、私は指定管理で儲けは出ないと睨んでて、自社からの資料購入とマークだけで儲けると一般に言われるけど、積極的に受託する姿勢は本当にそれだけなんですかね?この先指定管理料は減額しか考えられないから将来的に苦しいだけなのに…?」とお伺いしたら、意外と何も考えてないんじゃないの?というお答え。うーん、本当にそうかも…
 あと、「部分業務の指定管理でも、財政面から将来的には指定管理業務の範囲はどんどん広がるでしょうね」と話したら、「だったら一部だけでも導入するのは反対なんですか?」…反対ではないですが、将来予測としての客観論ですと言うしかなかった。いやはや何とも。

 外部の茶化しはともかく、今日が現場の司書の意識改革に繋がってくれれば、という思いです。

 ところで、経歴をお話してもピンときた感がなかったので、Mセンセは私がここにこーゆー図書館話を書き散らしていることはご存じないご様子。妙に図書館業界に詳しい行政職員だなぁ、と思われたことだろう。

ご愛読(?)ありがとうございます

 最近、とんとしていなかったサーバログチェックを久しぶりにしてみる。

 ふむふむ、IP見ると、結構アクセス元が以前から変化してきているのね。それでもNDLは相変わらず多いな…

 しかし、トレンドマイクロがひつこくアクセスしている。あと多いのは………TRC!あまりに社名を挙げて悪口書きすぎたか。いやいや、決して悪口のつもりはないんですけど、どこぞのサイトに比べたら。

 あんまり、仕事中にこんな不良ブログ見てると、職場で怒られちゃうぞ、なんて…